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臨床研修、その他
H30第1回地域医療研修特別プログラムを開催しました
活動報告 2018年06月27日
6月23日(土)、平成30年度新潟県地域医療研修特別プログラムが開講しました。
「新潟県地域医療研修特別プログラム」は、地域で総合診療を学びつつ、救急・災害医療プロバイダー資格も取得できるという本県独自の研修プログラムで、新潟県内の臨床研修医向けに昨年度から実施しているものです。
通年での研修となるので、毎回参加する受講者も大変だと思いますが、それでも昨年の講義内容が好評を呼び、今年度は昨年度の倍となる16名が参加!
受講者が多いこともあってか、講師陣も気合いが入っているようでした。
開講式に続いて開催された、第1回講義のメインテーマは「皮膚外傷」について。
「ブタ皮膚の縫合実技」では、局部麻酔、異物除去、縫合、抜糸と一通りの処置をする中で、どのような点に注意が必要か、どういったことを心がけるべきなのかを講師がわかりやすく、そして楽しく(?)説明しました。
実技の様子を見ていると、やはり中には苦手そうな方も・・・それでも、講師は一人ひとりに対して「この部分はすごくよかった」「ここは惜しかった」と講評し、受講者にとって非常に有益なものとなったようです。
また、「内科医の創傷処置」では、具体的な症例を示しながら、どのように治療したらよいのかを講師が説明。
各症例はもちろん勉強になるものでしたが、所属病院で採用している(教わる)処置方法をそのまま取り入れるのではなく、「どのような薬を使用するとどう治っていくのか、患者さんのことを考えたときにどのような処置が最適なのかを、自分の目で見て判断して欲しい」という言葉が特に印象的でした。